BtoC、BtoBを問わず多くの企業がメールマガジンを発行しているが、ほとんどの企業メルマガは、なんとか頑張って原稿を準備し、ややマンネリ化していることを認識しながら配信しているケースがほとんどだ。
あなたの会社は、なぜメールマガジンを発行しているのだろう?例えば多くのECサイトではメールマガジンを配信すると集客が増え、効果的だと答えている(下グラフ参照)。
しかし他方で、メールマガジンを配信しても売上が上がらないとき、具体的にその要因を分析し打つべき手を明確化できるECサイトは稀だ。多くは、メールマガジンの配信回数を増やし、低価格によるセール情報をこれでもか、これでもかと打つ。これでは単なる“ちらし”や“DM”と変わらない。
メールマガジンをインターネットだからこそ可能なマーケティングのツールとして役立てるため、まずは大きく発想転換をしよう。メールマガジンは単なる企業からの一方向の情報提供や販売促進のツールではない。
お客様のライフサイクルを感知する<受信ツール>としてメールマガジンの役割を見直してみよう。
- 2-1. メールマガジンを<発信ツール>から、<受信ツール>に転換する。
- 2-2. お客様の<見込み度合い>を判別する。
- 2-3. メルマガ別分析から<個客別分析>へ。
- 2-4. メールマガジン読者を階層化し、全体像を的確に把握する。